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GL産婦人科診療ガイドライン産科編2023
治療のポイント
・妊娠中に腹痛や性器出血の原因となる疾患を把握して診断をするようにする.
・症状は同じであっても,妊娠週数や検査結果によっては治療方針が異なることを理解しておく.
・症状の出現後,しばらく時間が経過しないと,検査所見に反映されない疾患があるため,時には早期での診断が困難なことがあることを理解し,遅滞なく専門医へ紹介する.
◆病態と診断
A臨床症状
・切迫流産とは,妊娠22週未満において,流産へ進行する可能性がある臨床症状を呈する状態をいう.
・切迫早産とは,妊娠22週以降37週未満に子宮口の開大,破水,子宮収縮,性器出血など早産する可能性が高い症状を呈する状態をいう.
Bリスク因子
・早産の既往,頸管無力症の既往,感染,ストレス,やせ,多胎妊娠など.
C診断
・上記症状を呈する例には,状況に応じて以下の検査実施と所見の有無を確認する.
・視診