頻度 ときどきみる(自然の双胎妊娠は世界では1/80であるが日本では1/150.TTTSは1絨毛膜双胎の5~10%)
GL産婦人科診療ガイドライン産科編2023
◆病態と診断
・多胎妊娠の管理は確実な膜性診断とリスクの理解,およびハイリスク多胎での高次施設との連携がポイントである.特に1絨毛膜双胎に特徴的な病態を理解し治療を行う.以下,主に双胎妊娠に関して記述するが3胎以上の多胎でも基本は同様である(リスクは上昇する).
A双胎妊娠の診断と膜性診断
・子宮内に複数の胎児(胎芽)を認めれば多胎妊娠である.多胎妊娠と診断した場合は妊娠14週までに,超音波診断により絨毛膜と羊膜の数から膜性診断を行う.双胎妊娠では,2絨毛膜2羊膜(DD),1絨毛膜2羊膜(MD),1絨毛膜1羊膜(MM)に分類される.胎嚢数,胎芽数,隔膜起始部の性状も膜性診断の一助となる.MDおよびMM双胎は1絨毛膜双胎特有の合併症を認めるた