頻度 よくみる(全分娩の10~25%,早産の約30%)
GL産婦人科診療ガイドライン産科編2023
治療のポイント
・妊娠22~37週までに起こった場合,早産期前期破水(pPROM:preterm PROM)とよび,早産による児の未熟性と,妊娠継続に伴う絨毛膜羊膜炎を含む母体・胎児の感染のリスクを考えながら管理する.
・妊娠34週までの早産期では,臨床的絨毛膜羊膜炎がなく,胎児の健常性が確認できていれば,原則的に待機する.
・早産期に待機し妊娠延長を図る場合は,児の予後改善のため,母体へ,ベタメタゾン,予防的抗菌薬,硫酸マグネシウムの投与を検討する.
◆病態と診断
A病態
・分娩開始以前に卵膜の破綻をきたしたものをいう.原因としては,卵膜の異常(非常に菲薄な場合や炎症,感染などによる脆弱化),急激な腹圧の亢進などが挙げられる.流出が続けば,多くは続いて陣痛が誘発され分娩に至る.細菌感染の頻度が母児ともに上
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