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GL1産婦人科診療ガイドライン産科編2023
GL2妊娠高血圧症候群の診療指針2021 Best Practice Guide
ニュートピックス
・ガイドラインでは「HDPの収縮期血圧≧160かつ/または拡張期血圧≧110mmHgを複数回認める場合は『高血圧緊急症』を念頭におきすみやかに降圧を行う」と,これまで180/120mmHgであった緊急症のレベルを低下させた.
治療のポイント
・根本治療は妊娠終結である.
・高血圧合併妊娠以外は,重症域の血圧を非重症域に低下させることが,現在の推奨である.非重症妊婦に降圧薬を投与すると病態の悪化を見落とす危険がある.
・HELLP症候群の重症化予防のためにミシシッピプロトコールの実施が考慮される.
◆病態と診断
A病態
・妊娠中に高血圧が認められた場合をすべてHDPとし,妊娠高血圧(GH:gestational hypertension),妊娠高血圧腎症
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