今日の診療
治療

分娩誘発,促進法
induction and augmentation of labor
関沢明彦
(昭和大学主任教授・産婦人科学)

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GL産婦人科診療ガイドライン産科編2023

治療のポイント

・分娩誘発はできる限り子宮頸管が熟化した状況で開始する.

・頸管熟化が不十分な場合には,器械的もしくは薬剤を用いた頸管熟化処置を先行する.

・子宮収縮薬を用いて分娩誘発・促進する場合には分娩監視装置を連続装着して監視する.

◆治療方針

A分娩誘発を行う際の要約

 母児の安全を確保して分娩誘発を行うための要約の一例として,以下が「産婦人科診療ガイドライン産科編2023」に記載されている.

1)母児ともに経腟分娩に耐えうる状態である.

2)子宮収縮,頸管熟化などの分娩準備状態を確認している.

3)児頭骨盤不適合の所見がない.

4)必要時には帝王切開が可能な施設である.

5)妊娠週数を確認している.

B子宮頸管の熟化

 分娩誘発を行う前に,頸管熟化の状態を評価し,頸管熟化が不良な場合(一般にBishop Score 6点以下を「頸管熟化が不良」とする

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