頻度 よくみる
ポイント
・初回の発作時,頻度が増悪するときは原因となる病態があるかを必ず評価する.
・治療は中枢性と閉塞性それぞれに対して行う必要がある.
◆病態と診断
・新生児の無呼吸発作の診断は,20秒以上の呼吸停止またはチアノーゼや徐脈を伴う20秒未満の呼吸停止である.
・早産児の無呼吸発作は在胎週数が短いほど発症率が高く,28週未満の児ではほぼ全例で発症する.原因としては,未熟な呼吸中枢と気道閉塞による混合性の無呼吸発作が最も多い.
・無呼吸を認めた際は,まず感染症や低血糖,頭蓋内病変などその他の無呼吸の原因となる疾患を否定する必要がある.
◆治療方針
薬物療法と呼吸補助療法があり,通常両方の治療を組み合わせて実施することが多い.いわゆる早産児の無呼吸発作は自然に改善することがほとんどで,薬物療法や呼吸補助療法は修正35週前後で中止できることが多い.
A薬物療法
第1選択は呼吸中枢賦活薬である無水