診療支援
治療

母子感染予防
prevention of mother-to-child transmission
小泉亜矢
(群馬県立小児医療センター・新生児科部長)

GL1産婦人科診療ガイドライン産科編2023

GL2先天性サイトメガロウイルス感染症診療ガイドライン2023

GL3HIV感染妊娠に関する診療ガイドライン(第2版)(2021)

GL4C型肝炎母子感染小児の診療ガイドライン(2021)

ニュートピックス

・「産婦人科診療ガイドライン産科編」が3年ぶりに改訂され2023年度版が発刊された.

・新生児B群溶連菌(GBS)感染症予防を目的とした妊婦へのワクチン開発が進行中で,6価莢膜多糖体ワクチンの第Ⅱ相試験の結果が報告された.

治療のポイント

・感染経路は①胎内感染(経胎盤,上行性感染),②分娩時感染(経胎盤,上行性,産道感染),③出生後感染(母乳,飛沫,接触,空気感染)がある.各病原体の特徴に応じて対応する.

・児の重篤な転帰につながることがあり,感染予防が重要である.妊婦・家族へ情報提供を行う.

◆病態と診断

A母子感染による新生児の症状

1.B群溶連菌(GBS)

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