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GL小児呼吸器感染症診療ガイドライン2022
治療のポイント
・ウイルス性クループの治療は,デキサメタゾン内服,アドレナリン吸入が中心となる.
・まれではあるが,重症細菌感染症である急性喉頭蓋炎,細菌性気管炎には注意し,抗菌薬療法,人工呼吸管理を行う.
◆病態と診断
A病態
・クループ症候群とは,喉頭付近の狭窄から吸気性呼吸困難を呈する疾患群の総称である.
・原因微生物は,ウイルス(喉頭炎,喉頭気管炎,喉頭気管気管支炎),細菌(急性喉頭蓋炎,細菌性気管炎)である.
・ウイルス性クループの本態は,上気道感染に伴い生じる声門下の気道粘膜や粘膜下組織の炎症性浮腫である.生理的に声門下が狭い3歳以下の乳幼児に好発する.
・小児急性喉頭蓋炎の主因はHaemophilus influenzae type b(Hib)であり,菌血症を介して発症する(侵襲性感染症).Hibワクチンの普及後にはほとんどみられな
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