頻度 ときどきみる
治療のポイント
・髄膜炎を疑った場合は,腰椎穿刺による髄液検査を行う.
・細菌性髄膜炎では,すみやかに抗菌薬投与を開始する.
・適切な電解質・水分管理を行い,急性期には低Na血症にならないようにナトリウム濃度の低い輸液の使用は避ける.
◆病態と診断
A病態
・ウイルス性髄膜炎の原因微生物としては,夏季にエンテロウイルス属が多く,年長児のムンプスワクチン未接種者でムンプスウイルスがある.
・細菌性髄膜炎では,新生児期のGBS(Group B Streptococcus),大腸菌などの腸内細菌が多く,乳幼児期にワクチン非含有株の肺炎球菌がみられる.
・発熱と髄膜刺激症状を中心とした頭痛,嘔吐,項部硬直がみられるが,乳児では乏しいこともある.けいれん,意識障害などの中枢神経症状もみられる.
B診断
・疑ったら髄液検査を施行する.髄液は細菌培養,塗抹,迅速検査,PCRなどを行う.
・ウイルス性髄膜炎で