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Ⅰ.異物
◆病態と診断
A結膜異物
・飛入した鉄錆,糸くずや脱落した睫毛,コンタクトレンズ欠片などが結膜嚢に入り込んだり結膜表面に付着して,異物感や眼痛,流涙,充血を引き起こす.
・上眼瞼結膜にあることが多いため,上眼瞼を翻転させて観察を行う.
B角膜異物
・鉄錆や鉄片,ガラス片などが角膜組織に入り込み,異物感や眼痛,流涙,充血を引き起こす.
C眼内異物,眼窩内異物
・草刈り機での作業など,高出力で眼部へ鉄片などの異物が飛入し,視力低下や眼痛などの症状を引き起こす.穿孔部位の確認と眼窩部CTで異物確認を行う.磁性異物が疑われる場合はMRIの撮像は禁忌である.
・眼痛により開瞼が困難な場合は,オキシブプロカイン(ベノキシール)により点眼麻酔をしてから診察を行う.
◆治療方針
A結膜異物
生理食塩液などで洗眼し,異物除去を試みる.
B角膜異物
生理食塩液などで洗眼し,異物除去を試みる.角膜実質まで侵
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