脊椎関節炎
●強直性脊椎炎,反応性関節炎,乾癬性関節炎,炎症性腸疾患による関節炎の4つが大きな分類である.
●いずれも比較的若年〜中年に多い.
●仙腸関節炎,非対称性末梢関節炎,腱付着部炎,指趾炎(ソーセージ状指),皮疹,ブドウ膜炎/結膜炎は特徴的な所見である.
●HLA-B27との関連からHLA-B27関連脊椎関節症とも呼ばれる.
●慢性腰痛患者において,①40歳以下での発症,②緩徐な発症,③運動で軽快,④安静で軽快しない,⑤夜間痛(起き上がると軽快)のうち4項目以上であれば感度44%,特異度91.7%で脊椎関節炎による腰痛を疑う〔Ann Rheum Dis. 2009 Jun; 68(6): 784-8〕.
●ASAS(Assessment of Spondyloarthritis International Society)による分類基準
●脊椎関節炎の分類
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