適応
他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかんの部分発作(二次性全般化発作を含む)に対する抗てんかん薬との併用療法
用法
〔成人・13歳以上の小児〕初日1日量600mg,2日目1日量1,200mg,分3 3日目以降は,維持量として1日量1,200~1,800mgを分3(適宜増減) ►1日最高投与量は2,400mgまで 〔3~12歳の幼児・小児〕初日1日量10mg/kg,2日目1日量20mg/kg,分3 3日目以降は,維持量として3~4歳は1日量40mg/kg,5~12歳は1日量25~35mg/kgを分3(増減) 1日最高投与量は50mg/kgまで 成人・13歳以上の用量は超えない 注意
①他の抗てんかん薬と併用して使用(国内臨床試験で単独投与未実施)
②投与初期に傾眠,ふらつき等→十分注意しながら用法・用量を調節
③1日3回投与の場合に,各投与間隔は12時間を超えない
④腎機能障害時の成人1日投与量(mg)(詳細は添付文書参照)
a)Ccr≧60:600~2,400
b)30~59:400~1,000
c)15~29:200~500
d)5~14:100~200
⑤血液透析成人患者:Ccr≧5→前記の投与量に加え,透析実施後に200mg追加.Ccr<5→初日200mg単回後,透析実施後1回200,300又は400mgを追加(なお48時間毎に4時間血液透析の際のシミュレーションでの目安→慎重に調節)
►風味図
禁忌
過敏症
注意
〈基本〉
①連用中の急激な減量ないし投与中止により,てんかん発作の増悪又はてんかん重積状態発現→中止の際は,最低1週間をかけて徐々に減量等慎重に
②体重増加→肥満に注意し,肥満の徴候の際は,食事療法,運動療法等の処置(特に,投与量増加,長期投与に伴い体重増加→定期的に体重計測実施)
➌傾眠,注意力・集中力・反射運動能力等低下→運転不可
④弱視,視覚異常,霧視,複視等の眼障害が生じる