今日の診療
診断

1 菌血症

菌血症の予測

悪寒戦慄は菌血症の可能性を非常に高くする.

高熱,嘔吐,意識障害,低血圧,腎不全(尿量減少),白血球増多,CRP高値,プロカルシトニン高値は菌血症の予測因子ではあるが,いずれも診断特性が高いわけではない.

免疫抑制患者に皮膚の黒色壊死を認めれば緑膿菌菌血症の可能性が高い.

経口摂取量と寒気の程度による菌血症の可能性の推測


菌血症の予測

プロカルシトニンはCRPより診断特性に優れると考えられるが,いずれも適切なカットオフ値はよくわかっていない〔Dis Markers. 2020 Jan 23;2020:4873074. PMID:32076461(メタ解析)〕.


壊疽性膿瘡(ecthyma gangrenosum)

急速に紅斑から紫斑,eschar(壊死に伴う黒色痂皮)へと進行する皮膚病変で,主に免疫抑制状態における緑膿菌菌血症を示唆する.

壊疽性膿瘡の患者背景・起因菌・

残り約3600文字

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