癌性胸膜炎
◉男性では肺癌,女性では乳癌によるものが多い.
●癌性胸膜炎の原発(n=1,783)図
Meigs症候群
◉線維腫などの良性卵巣腫瘍/子宮広間膜腫瘍が存在し,腫瘍摘出により消失する腹水,胸水を呈する病態.
◉腹水の77%が滲出性で16%は血性である.胸水の75%が滲出性で18%が血性である〔Medicine(Baltimore). 2015 Dec;94(49):e2114. PMID:26656338▶(メタ解析)〕.
癌性胸膜炎の臨床所見
◉悪性腫瘍の既往があり片側性胸水貯留を認めれば,違うとわかるまでは癌性胸膜炎を疑う.
◉亜急性経過の血性胸水であれば可能性は高くなるが,発熱や胸痛を伴う急性発症であれば可能性は下がる.
●癌性胸膜炎の症候(n=166)図
●癌性胸膜炎の診断(結核性胸膜炎や肺炎随伴性胸水との比較)図
胸水の腫瘍マーカー
◉腺癌に関連するCEAと扁平上皮癌に関連するCYFRA21-