適応
治療抵抗性統合失調症 注意他の抗精神病薬治療に抵抗性を示す統合失調症(以下の反応性不良又は耐容性不良の基準を満たす場合)にのみ投与
1)反応性不良の基準:忍容性に問題がない限り,2種類以上の十分量の抗精神病薬a)b)〔クロルプロマジン換算600mg/日以上で,1種類以上の非定型抗精神病薬(リスペリドン,ペロスピロン,オランザピン,クエチアピン,アリピプラゾール等)を含む〕を十分な期間(4週間以上)投与しても反応がみられなかったc)患者.尚,服薬コンプライアンスは十分確認
a)非定型抗精神病薬併用の際は,クロルプロマジン換算で最も投与量が多い薬剤を対象とする
b)定型抗精神病薬は1年以上の治療歴がある
c)治療に反応がみられない:GAF(Global Assessment of Functioning)評点が41点以上に相当する状態になったことがない
2)耐容性不良の基準:リスペリドン,ペロスピ