適応
急性白血病(慢性白血病の急性転化例を含む),悪性リンパ腫
用法
静脈内投与:1日50~200KU/kg 点滴静注 連日又は隔日(年齢,全身状態により増減) 筋肉内投与:1日10,000KU/m2 筋注 週3回又は1日25,000KU/m2 筋注 週1回(適減)
!警告
施設緊急対応.医師造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識,経験.IC
禁忌
重篤な過敏症
注意
〈基本〉
①重篤な凝固異常が起こることがあるので,投与中は頻回にフィブリノゲン,プラスミノゲン,AT-Ⅲ,プロテインC等の検査実施
②骨髄機能抑制等の重篤な副作用→頻回に臨床検査(血液検査,肝機能・腎機能検査等)を実施し十分観察.又,長期間の使用で副作用が強く現れ遷延性に推移→慎重に
③感染症・出血傾向の発現又は増悪に注意
④ショック→投与に先立って皮内反応試験実施が望ましい
⑤急性白血病及び悪性リンパ腫に筋肉内投与を行う際は,関連文献(「公知申請