今日の診療
治療

汗孔角化症
Porokeratosis
秋山 真志
(名古屋大学教授)

病態

 表皮細胞の異常クローンの増殖が本症の本態と考えられ,病変部の表皮細胞によるp53の過剰発現との関連が示唆されている.病変の辺縁部では,有棘層の細胞の配列の乱れ,個細胞角化がみられ,その上層に不全角化細胞の柱であるcornoid lamellaがみられる.メバロン酸経路の酵素の遺伝的な活性低下によるRAS,lamin Bなどのisoprenylated proteinsの減少による自己炎症が病態に関与していると推察され,その面では,汗孔角化症は自己炎症性角化症の1つと考えられる.汗孔角化症の病変から扁平上皮癌,基底細胞癌が生じることがある.

【頻度】発症頻度は不明である.男女比ではやや男性に多く,発症年齢は幼小児期から老年期までさまざまである.

【病因・発症機序】常染色体性優性遺伝を示す症例も一部にみられる.病因として,メバロン酸経路の酵素をコードする4つの遺伝子(MVDMVKPMVK

残り約2200文字

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン

チケット利用で30分全ページ閲覧

所持チケット:0枚残り利用回数:5/5

チケット00枚を消費して「コンテンツタイトル」を閲覧しますか?

※限定チケットから優先的に消費されます

チケットが不足しています。

チケット利用による閲覧上限を超えています。

いいえ
チケット獲得
閉じる
閉じる

チケットの利用に失敗しました。
お手数ですが、再度お試しください。

閉じる

対象のコンテンツはチケット利用対象外です。

閉じる
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら

トライアル申込ボタンを押すとトライアル申込ページに遷移します

トライアルの申し込みが完了しましたら,ライセンス情報更新ボタンを押してください

検索条件を追加

キーワード
検索対象
カテゴリ
キャンセル