病態
皮膚エリテマトーデス(CLE:cutaneous lupus erythematosus)は,①他臓器の合併症がみられないこと,②全身型への移行,中間型も時にあること,③20歳前後の女性に多いこと,④慢性円板状型,深在性,亜急性皮膚型があること,⑤表皮真皮接合部に免疫グロブリン,補体の沈着がみられること,を特徴とする.
その他の皮疹型の頻度としては深在性エリテマトーデス(lupus erythematosus profundus)が多い.顔面,頸部,上腕に好発する.病初期は皮下硬結から出現し,やがて表面が陥凹して治癒する(図12-5)図.
皮下の変化の直上に紅斑や鱗屑などの表皮の変化がみられることが多いが,表皮変化を欠く例も存在する.円板状エリテマトーデスや全身性エリテマトーデスと同時にみられることが約半数で,残り半数は単独の発症である.
診断
深在性エリテマトーデスでは,組織学的には
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