診療支援
治療

Hypomelanosis of Ito
Hypomelanosis of Ito
深井 和吉
(大阪市立総合医療センター部長)

病態

 色素産生が減弱した皮膚細胞のクローンによる色素性のモザイク.

【頻度】7,540出産に1症例の発症頻度.

【病因・発症機序】受精後の卵割に際して,色素産生にかかわる遺伝子変異が導入されたクローンができることによる.染色体の構造的あるいは数的な異常が関与する.

【問診で聞くべきこと】てんかん,精神運動発達,難聴,視力障害,頭痛,歯牙異常の有無.


診断

 0.5~1cmの小さな不完全脱色素斑が融合して網状の脱色素斑とな

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