今日の診療
治療

肥厚性瘢痕,ケロイド
Hypertrophic scar,Keloid
八木 洋輔
(日本赤十字社大阪赤十字病院副部長)

病態

 皮膚創傷治癒過程における異常の結果,コラーゲンなど膠原線維の過剰産生により隆起性腫瘤となった皮膚病変である.肥厚性瘢痕はもともとの創部内に限局するが,ケロイドの場合は創部を越えて拡大する病変と定義されている(図24-11).病変により両者が合併,オーバーラップすることもありうる.

【病因・発症機序】外傷や外科的処置,毛包炎などによる炎症のほか,多くの外的刺激が誘因となる.ケロイドの発生には人種差があり,白色人種には少なく黒色人種に多い.また,妊娠や高血圧が悪化因子であることが指摘されている.


診断

【鑑別診断で想起すべき疾患】皮膚線維腫,隆起性皮膚線維肉腫などの隆起性病変.

【問診で聞くべきこと】ケロイド体質の有無.

【臨床症状からの診断】主に臨床所見と経過から診断,鑑別を行う.肥厚性瘢痕の場合は比較的深い侵襲,潰瘍や手術痕などに続発し,半年~数年内に軽減することもある.活動期には赤みと隆

関連リンク

残り約1200文字

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン

チケット利用で30分全ページ閲覧

所持チケット:0枚残り利用回数:5/5

チケット00枚を消費して「コンテンツタイトル」を閲覧しますか?

※限定チケットから優先的に消費されます

チケットが不足しています。

チケット利用による閲覧上限を超えています。

いいえ
チケット獲得
閉じる
閉じる

チケットの利用に失敗しました。
お手数ですが、再度お試しください。

閉じる

対象のコンテンツはチケット利用対象外です。

閉じる
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら

トライアル申込ボタンを押すとトライアル申込ページに遷移します

トライアルの申し込みが完了しましたら,ライセンス情報更新ボタンを押してください

検索条件を追加

キーワード
検索対象
カテゴリ
キャンセル