病態
節足動物による皮膚疾患として,①吸血によるもの,②毒成分によるもの,③接触皮膚炎を生じるもの,④皮膚に寄生するもの,⑤節足動物媒介性のものに大別される.
ハチ,ムカデ,蚊,ブユ,アブ,ノミ,トコジラミ,ドクガ,イラガの幼虫,ハネカクシ,カミキリモドキなどにより引き起こされる.
【頻度】①主に夏季に,ハチ,ムカデ,蚊,毛虫などによる皮膚炎を生じる.日中,野外での受傷が多い.②ムカデは夜に家の中に入ってくるため,寝ているときに手足を咬まれることもある.
【病因・発症機序】①吸血性の節足動物として,蚊,ブユ,アブ,ノミ,トコジラミ,イエダニ,アタマジラミ,ケジラミ,コロモジラミ,マダニなどがある.②刺したり咬んだりする節足動物として,ハチ,ムカデ,アリ,クモ,マツモムシなどがある.③接触皮膚炎を生じる節足動物として,ドクガ,イラガ,ハネカクシ,アオカミキリモドキなどがある.
【臨床症状】刺傷部位