診療支援
治療

開口部プラスマ細胞症
Plasmocytosis circumorificialis
竹之内 辰也
(新潟県立がんセンター新潟病院副院長)

病態

 開口部プラスマ細胞症は人体の開口部とその周辺に発生し,組織学的には真皮の稠密なプラスマ細胞浸潤を特徴とする疾患である.口唇,口腔粘膜,陰茎亀頭,女性外陰部などに生じる.発症機序は不明であるが,何らかの刺激因子に対する非特異的炎症反応と考えられている.本症の

関連リンク

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン
icon up
あなたは医療従事者ですか?