診療支援
薬剤

HR グアンファシン塩酸塩 (guanfacine hydrochloride:GXR)
妊婦禁
インチュニブ
(塩野義)
 徐放錠 1 mg ¥405.5 3 mg ¥536.2
インチュニブ1

適応 注意欠陥/多動性障害(AD/HD)
用法 1日1回,開始量から始め,1週間以上の間隔で1 mgずつ維持量まで増量.最大量を超えない.重度肝・腎障害・CYP3A4/5阻害薬投与中:1日1 mgより開始.中止する場合は原則3日間以上の間隔をあけて1 mgずつ,状態を観察しながら徐々に減量
18歳未満 17 kg以上25 kg未満 開始1 mg 維持1 mg 最大2 mg,25 kg以上34 kg未満 開始1 mg 維持2 mg 最大3 mg,34 kg以上38 kg未満 開始1 mg 維持2 mg 最大4 mg,38 kg以上42 kg未満 開始1 mg 維持3 mg 最大4 mg,42 kg以上50 kg未満 開始1 mg 維持3 mg 最大5 mg,50 kg以上63 kg未満 開始2 mg 維持4 mg 最大6 mg,63 kg以上75 kg未満 開始2 mg 維持5 mg 最大6 mg,75 kg以上 開始2 mg 維持6 mg 最大6 mg
 18歳以上 開始2 mg 維持4-6 mg 最大6 mg
禁忌 ,房室ブロック(Ⅱ・Ⅲ度) 重大 低血圧,徐脈,失神,房室ブロック RMP中止時の血圧上昇,鎮静 注意 運転 B3 T1/218.4時間(1 mg)
選び方・使い方 ガイドラインの改訂により第1段階の選択薬の1つに位置付けられ,易刺激性や攻撃性が強い場合や反抗挑発症を併存している場合,第一選択薬となりうる.チック症や不安症も併存している場合は,中枢神経刺激薬より先に検討される.徐放剤であり,粉砕や噛んでの服用をしてはいけない.効果発現までに1-2週間かかる.効果は24時間持続する
Evidence 小児から青年のADHD患者においてRCTで有効性が報告されている(Pediatrics 121 : e73-e84, 2008. Eur Neurop

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