診療支援
薬剤

重要 HR バルプロ酸ナトリウム (sodium valproate)
妊婦禁
デパケン
(協和キリン)
  100 mg ¥10.1 200 mg ¥10.1 徐放錠 R 100 mg ¥9.7 R 200 mg ¥11.9  20% 1 g ¥14.7 40% 1 g ¥20.6  5% 1 mL ¥7.7
セレニカR
(興和)
 徐放錠 200 mg ¥12.9 400 mg ¥21.1 徐放顆 40% 1 g ¥29.1
100 mg
バルプロ酸Na
(フジナガ)
 200 mg
バルプロ酸Na
(フジナガ)
バルプロ酸ナトリウム
(DSP)
(アメル)
 徐放錠 100 mg
バルプロ酸ナトリウムSR
(アメル)
 徐放顆
バルプロ酸Na
(フジナガ)
 
バルプロ酸ナトリウム
(EMEC)
 GE 100 mg
バルプロ酸ナトリウム
(DSP)
(アメル)
 徐放錠 100 mg
バルプロ酸ナトリウムA
(トーワ)
 200 mg
バルプロ酸ナトリウムA
(トーワ)
バルプロ酸ナトリウムSR
(アメル)
 
バルプロ酸ナトリウム
バルプロ酸Na
(フジナガ)
デパケンR100

適応 ❶各種てんかん(小発作・焦点発作・精神運動発作・混合発作),てんかんに伴う性格行動障害(不機嫌・易怒性等),躁病・躁うつ病の躁状態 ❷片頭痛発作の発症抑制
用法 ❶400-1200 mg/日,2-3回分服 ❷400-800 mg/日,2-3回分服 1日最大1000 mg 徐放錠❶ 400-1200 mg/日,1-2回分服(セレニカRは1日1回) ❷ 400-800 mg/日,1-2回分服(セレニカRは1日1回) 1日最大1000 mg 徐放顆❶ 1日1回400-1200 mg ❷ 1日1回400-800 mg 1日最大1000 mg
禁忌 重篤な肝障害,尿素サイクル異常症,❷の場合 原則禁 ❶の場合 併禁 カルバペネム系抗菌薬 重大 劇症肝炎等の重篤な肝障害・黄疸・脂肪肝,高アンモニア血症を伴う意識障害,溶血性貧血赤芽球癆汎血球減少重篤な血小板減少顆粒球減少急性膵炎間質性腎炎,ファンコニー症候群,SJSTEN過敏症症候群,脳の萎縮,認知症様症状,パーキンソン様症状,横紋筋融解症,SIADH,間質性肺炎好酸球性肺炎‍ 注意 てんかんの適応時のみハイリスク薬.運転 D 便徐放錠徐放顆白色残渣排泄 徐放錠徐放顆防湿 T1/2デパケン9.54±2.07時間(200 mg錠×3),デパケンR 12.92±3.34時間(200 mg徐放錠×3) TDM50-100 μg/mL
選び方・使い方 特発性全般てんかんに対する第一選択薬.血中濃度60 μg/mL以上では胎児への影響が指摘されている.3歳以下の児童でのライ症候群,成人での急性脳症が知られているがいずれも頻度は低く,安全性・服薬継続率は高い
Evidence 特発性全般てんかんに対しては高い有効性が証明されている(J Neurol Neurosurg Psychiatry 75 : 7

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