診療支援
薬剤

シポニモドフマル酸 (siponimod fumaric acid)
妊婦禁
メーゼント
(ノバルティス)
  0.25 mg ¥1083.5 2 mg ¥8668
メーゼント0.25

適応 二次性進行型多発性硬化症の再発予防及び身体的障害の進行抑制
用法 1日1回,朝.開始初日0.25 mg,2日目0.25 mg,3日目0.5 mg,4日目0.75 mg,5日目1.25 mg,6日目2 mg.維持7日目以降2 mg,適宜減量
警告 施設緊急対応 医師安全性・有効性についての十分な知識・MSの治療経験.適切と判断される症例についてのみ実施.①重篤な眼疾患が発現する恐れがあり,十分に対応できる眼科医と連携がとれる場合にのみ使用.②重篤な感染症による死亡例の報告.有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与.③漸増期間中に心拍数の低下作用がみられる.循環器専門医と連携する等,適切な処置が行える管理下で開始
禁忌 重篤な感染症,投与開始前6か月以内の心筋梗塞・不安定狭心症・入院を要する非代償性心不全,NYHA分類Ⅲ・Ⅳ度心不全,モビッツⅡ型第2度房室ブロック又はそれより重度の房室ブロック,洞不全症候群者(ペースメーカ使用患者を除く),著明なQT延長,CYP2C93/3保有患者,(投与中・中止後10日避妊) 併禁 生ワクチン,クラスⅠa・クラスⅢ抗不整脈薬,ベプリジル 重大 帯状疱疹,クリプトコッカス性髄膜炎,黄斑浮腫,徐脈,房室ブロック(1・2度),QT延長,悪性リンパ腫,末梢動脈閉塞性疾患,進行性多巣性白質脳症(PML),可逆性後白質脳症症候群 RMPリンパ球数減少,血栓塞栓症,悪性腫瘍 注意 !運転 D 2-8℃
選び方・使い方 二次進行型MSの症例に投与する.再発を伴う場合でも,歩行又は認知機能に障害がみられる患者では,再発に依存しない障害進行があれば再発寛解型から二次進行型に移行していると考えられる.再発や脳MRIで造影病変や新規あるいは拡大するT2病変など疾患活動性のある症例でより有効と思われる
Evidence 二次進行型MS(再発とは無

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