診療支援
薬剤

HR フレカイニド酢酸塩 (flecainide acetate)
妊婦禁
タンボコール
(エーザイ)
  50 mg ¥54.1 100 mg ¥93.6  10% 1 g ¥128.1  50 mg 5 mL ¥337
GE
フレカイニド酢酸塩
(各社)
タンボコール50

適応 他の抗不整脈薬が使用できないか無効の場合:頻脈性不整脈(発作性心房細動・粗動,心室性,小児のみ:発作性上室性) 緊急治療を要する頻脈性不整脈(症候性の発作性心房細動・粗動,発作性上室性頻拍,心室頻拍,医師が生命に関わると判定した重症の心室性期外収縮)
用法  100 mg/日,2回分服 効果不十分最大200 mg/日まで増量可,発作性心房細動・粗動では適宜減量.Ccr 20 mL/分以下:1回50 mg 2回/日を超えないことが望ましい 6か月以上の乳幼児・小児50-100 mg/m2/日,6か月未満50 mg/m2/日,いずれも2-3回分服 1日最大200 mg/m2 基礎心疾患のある患者:開始後1-2週間は入院させる.心不全の恐れのある患者は少量から開始等注意.少量から開始する等注意し頻回に心電図検査を実施.心室性不整脈では入院させて開始が望ましい  1回1-2 mg/kg,必要に応じてで希釈,血圧及び心電図監視下10分間かけて静注 1回最大150 mg.効果を認めたものの,その後再発した場合:初回用量が最大用量2 mg/kg(75 kg以上は150 mg)の半量以下の場合を除き,再投与は行わない.再投与する際も1日総投与量として2 mg/kg(75 kg以上では150 mg)を超えない.経口投与が可能となったら速やかに経口投与に切り替える.本剤の効果の発現が認められない場合は,他の治療方法に切り替える.基礎心疾患があり心不全の可能性がある患者は少量を投与等注意.少量を投与等注意.心電図及び血圧の連続監視を行い少量(0.5 mg/kg)を投与等注意
禁忌 うっ血性心不全,高度の房室・洞房ブロック,心筋梗塞後の無症候性心室性期外収縮あるいは非持続型心室頻拍,‍ 併禁 リトナビル,ミラベグロン 重大 心室頻拍(TdP含む),心室細動,心房粗

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