重要 ニカルジピン塩酸塩 (nicardipine hydrochloride)

劇 妊婦禁

ペルジピン

(LTL)

 錠 10 mg ¥7.1　20 mg ¥10.4　散 10% 1 g ¥29　徐放カ LA 20 mg ¥10.3　LA 40 mg ¥10.8　注 2 mg 2 mL ¥137　10 mg 10 mL ¥157　25 mg 25 mL ¥342

GE錠

ニカルジピン塩酸塩

(各社)

　GE注

ニカルジピン塩酸塩

(各社)

ペルジピンLA20

適応 錠散徐放カ本態性高血圧症　注❶手術時の異常高血圧の救急処置　❷高血圧性緊急症　❸急性心不全（慢性心不全の急性増悪を含む）

用法 休薬する場合は徐々に減量．錠散 1回10-20 mg，3回/日．高低用量から開始し慎重投与　徐放カ 1回20-40 mg，2回/日．高低用量から開始し慎重投与　注生・5%ブで希釈，0.01-0.02%（0.1-0.2 mg/mL）溶液，点滴静注．高血圧では目的値まで血圧を下げ，以後血圧をモニターしながら調節．高低用量（0.5 μg/kg/分）から開始し慎重投与　❶開始2-10 μg/kg/分．急速に血圧を下げる場合：原液，10-30 μg/kg，静注　❷0.5-6 μg/kg/分　開始0.5 μg/kg/分．目的の血圧が得られた後，引き続いて降圧治療が必要で経口投与が可能な場合は経口投与に切り替える　❸1 μg/kg/分，状態に応じ0.5-2 μg/kg/分の範囲で調節．期待された改善がみられない場合は中止し他の治療法に切り替えるなど必要な措置を講じる

警告 注脳出血急性期及び脳卒中急性期における頭蓋内圧亢進では，緊急対応可能な施設のみ，最新の関連ガイドラインを参照，血圧等をモニタリングしながら実施

禁忌 錠散徐放カ頭蓋内出血で止血が未完成と推定される場合，脳卒中急性期の頭蓋内圧亢進，妊‍　注❸高度な大動脈弁・僧帽弁狭窄，肥大型閉塞性心筋症，低血圧［収縮期圧90 mmHg未満］，心原性ショック，急性心不全発症直後で不安定な重篤な急性心筋梗塞　重大 錠散徐放カ血小板減少，肝障害，黄疸，注麻痺性イレウス，低酸素血症，肺水腫，呼吸困難，狭心痛，血小板減少，肝障害，黄疸　注意 妊禁忌は内服のみ．!運転（内服）　妊C　保散遮光，徐放カ遮光防湿　T1/2約90分（10-40 mg内服），β 50-63分（0.01-0.02 mg/kg注）

選び方・使い方　

初出:PocketDrugs2024 発行:2024年1月

収載:医学書院 医療情報サービス（2024年5月17日　掲-ID：pod_00000-00_a003b006c001z0002）