診療支援
薬剤

アルプロスタジルアルファデクス (alprostadil alfadex)
妊婦禁
プロスタンディン
(丸石)
 注用 20 μg ¥632 静注 500 μg ¥8231
GE注用
アルプロスタジルアルファデクス
(各社)
 静注
アルプロスタジルアルファデクス
(タカタ)

適応 注用❶-❹,静注❺.❶慢性動脈閉塞症(バージャー病,閉塞性動脈硬化症)の四肢潰瘍及び安静時疼痛の改善 ❷振動病における末梢血行障害に伴う自覚症状の改善及び末梢循環・神経・運動機能障害の回復,血行再建術後の血流維持,動脈内投与が不適と判断される慢性動脈閉塞症(バージャー病,閉塞性動脈硬化症)における四肢潰瘍及び安静時疼痛の改善 ❸動脈管依存性先天性心疾患における動脈管の開存 ❹勃起障害の診断 ❺外科手術時の低血圧維持:高血圧症又は軽度虚血性心疾患合併の場合.外科手術時の異常高血圧の救急処置
用法 少量から開始等慎重投与.❶20 μgを5 mLに溶解,10-15 μg/日(およそ0.1-0.15 ng/kg/分),シリンジポンプを用い持続的に動注.0.05-0.2 ng/kg/分の間で適宜増減 ❷1回40-60 μgを輸液500 mLに溶解,1-2回/日,2時間かけて点滴静注(5-10 ng/kg/分).最大投与速度:2時間当たり1.2 μg/kg ❸50-100 ng/kg/分で静注開始,有効最小量で持続投与 ❹20 μgを1 mLに溶解,1回20 μgを陰茎海綿体へ注射 ❺500 μgを輸液100 mLに溶解,5-10 μg/分(0.1-0.2 μg/kg/分)で点滴静注開始,血圧の下降に注意しながら目的とする血圧まで下げ,以後それを維持できるよう調節.低血圧の維持:2.5-10 μg/分(0.05-0.2 μg/kg/分)
警告 注用施設呼吸管理設備.無呼吸発作の恐れ.4時間以上の勃起延長又は持続勃起症(6時間以上)の恐れ,4時間以上の勃起持続の場合速やかに適切な処置.陰茎組織の損傷又は勃起機能を永続的に損う恐れ.医師診断・治療に精通し副作用への対処が可能で緊急時対応可能な状況で行う.勃起延長,持続性勃起症,不整脈,一過性の低血圧等の恐れ
禁忌 注用重篤な心

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