診療支援
薬剤

エポプロステノールナトリウム (epoprostenol sodium)
フローラン
(gsk)
 静注 0.5 mg ¥7672 0.5 mg(溶解液付) ¥12011 1.5 mg ¥15497 1.5 mg(溶解液付) ¥20410
GE
エポプロステノール
(各社)

適応 肺動脈性肺高血圧症
用法 専用溶解液で溶解.精密持続点滴装置(シリンジポンプ又は輸液ポンプ)使用,持続静注 開始2 ng/kg/分,症状・血圧・心拍数・血行動態等を十分観察,15分以上おいて1-2 ng/kg/分ずつ増量,10 ng/kg/分までの範囲で最適投与速度決定.増量時に潮紅(軽微なものを除く),頭痛,嘔気等の副作用を軽度でも認めたら,その後の増量中止.症状消失しない場合,15分以上おいて2 ng/kg/分ずつ減量 継続投与最適投与速度を維持し,定期的に患者を観察し,症状に応じて15分以上おいて1-2 ng/kg/分ずつ増減.(「ヤンセン」のみ) 開始0.5-2 ng/kg/分,症状・血圧・心拍数・血行動態等を十分観察,原則1-4週おいて0.5-2 ng/kg/分ずつ増量,20-40 ng/kg/分を目安に最適投与速度決定.増量時に潮紅(軽微なものを除く),頭痛,嘔気等の副作用を軽度でも認めたら,その後の増量中止.症状消失しない場合,0.5-2 ng/kg/分ずつ緩徐に減量 継続投与最適投与速度を維持し,定期的に患者を観察し,症状に応じて0.5-2 ng/kg/分ずつ増減
警告 ①過度の血圧低下,低血圧性ショック,徐脈,意識喪失・意識障害等が認められている.状態を十分観察しながら投与.②肺高血圧症状の悪化・再発を来す恐れ.専用溶解液のみで溶解し他の注射剤等と配合しない.他の注射剤・輸液等の併用は混合せず別の静脈ラインから投与.③長期投与後の急激な中止で死亡例の報告.休薬・中止する場合は徐々に減量
禁忌 右心不全の急性増悪,重篤な左心機能障害,重篤な低血圧,用量設定期(投与開始時)の肺水腫増悪 重大 過度の血圧低下,過度の徐脈,意識喪失等のショック状態,尿量減少,肺水腫,甲状腺機能亢進症,血小板減少‍ 注意 B1 在宅‍ 遮光
選び方・使い方 持続静注のプロ

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