診療支援
薬剤

トレプロスチニル (treprostinil)
トレプロスト
(持田)
  20 mg ¥141370 50 mg ¥278854 100 mg ¥433237 200 mg ¥652808 吸入液 1.74 mg 2.9 mL ¥18914.2

適応 肺動脈性肺高血圧症(WHOクラスⅡ・Ⅲ・Ⅳ).先天性短絡性心疾患に伴う場合:Eisenmenger症候群又は術後に肺高血圧の残存している患者にのみ使用 吸入液肺動脈性肺高血圧症
用法 静注はで希釈,48時間以内に投与終了.皮下注は希釈せず72時間以内に投与終了(同一部位へ短期間内の繰り返し注射を避ける).開始1.25 ng/kg/分,持続静注又は持続皮下注.副作用により耐えられない場合は0.625 ng/kg/分.最初の4週間原則1週間あたり最大1.25 ng/kg/分で増量 以降症状に応じ1週間あたり最大2.5 ng/kg/分で増量,最適投与速度を決定.1週間あたり1.25又は2.5 ng/kg/分を超える増量では忍容性を十分確認しながら慎重投与.最適投与速度決定では副作用と肺高血圧症状の改善を指標とする.0.625 ng/kg/分から開始し慎重に増量 吸入液 1日4回ネブライザを用いて吸入.吸入間隔は約4時間.開始1回3吸入(18 μg),忍容性を確認しながら7日以上の間隔で1回3吸入ずつ,最大9吸入(54 μg)まで漸増.3吸入の増量に対して忍容性に懸念がある場合は増量幅を1-2吸入としてもよい.忍容性がない場合は減量.1回最小1吸入.重症度に応じ1回1-2吸入から開始し慎重に増量
警告 急激な中止により死亡の報告.休薬・中止する場合は徐々に減量
禁忌 右心不全の急性増悪,重篤な左心機能障害,重篤な低血圧 重大 血圧低下,失神,消化管出血鼻出血注射部位・カテーテル留置部位出血血小板減少好中球減少,甲状腺機能亢進症,血流感染(持続静注),注射部位の局所反応(持続皮下注)のみ) RMP持続静注に関連した中心静脈カテーテル感染,肺静脈閉塞性疾患(PVOD)患者 注意‍ !運転 B3 投薬吸入液 14日(2024年3月末日まで) 

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