診療支援
薬剤

エポエチンアルファ (epoetin alfa)
生物
エスポー
(協和キリン)
  750 IU 0.5 mL ¥453 皮下注(シリンジ)2万4千IU 0.5 mL ¥13522
GE
エポエチンアルファBS
(JCR)
 (シリンジ)750・1500・3000 IU
エポエチンアルファBS
(JCR)

適応 ❶透析施行中の腎性貧血 ❷未熟児貧血 皮下注❸腎性貧血 ❹貯血量が800 mL以上で1週間以上の貯血期間を予定する手術施行患者の自己血貯血
用法 貧血の際の目標値:Hb 10 g/dL(Ht 30%)前後 初期1回3000 IU,週3回,できるだけ緩徐に静注 維持 1回1500 IU,週2-3回,又は1回3000 IU,週2回.最大維持量で1回3000 IU,週3回 ❷1回200 IU/kg,週2回,皮下注.早期貧血期を脱し,Hbが目標値前後で症状安定したら中止 皮下注初期1回6000 IU,週1回 維持 1回6000-12000 IU,2週毎.1回100 IU/kg,週1回.❹Hb 13 g/dL未満:初回採血1週間前から,Hb 13-14 g/dL:初回採血後より,1回24000 IU,最終採血まで,週1回.初回採血の目安:800 mL貯血の場合,手術2週間前,1200 mL貯血の場合,手術3週間前
禁忌 エリスロポエチン・ダルベポエチンアルファ製剤過敏症 重大 ショック,アナフィラキシー,高血圧性脳症,脳出血心筋・肺・脳梗塞赤芽球癆肝障害,黄疸 注意 B3 在宅血液透析又は腹膜灌流で腎性貧血 10℃以下(禁凍結)・遮光
選び方・使い方 血中半減期は静注で6-8時間,皮下注で24時間とESAの中で最も短いため,週1-3回の投与が一般的.目標Hbを達成するためには,透析患者は透析毎の投与が一般的であり,保存期CKD患者では投与のための通院が必要
Evidence Hb値9.0-11.6 g/dLの保存期CKD患者において,早期治療群(12か月後のHb値12.9±0.4 g/dL)は,Hb値<9 g/dLで投与開始する治療延期群(10.3±1.0 g/dL)と比較して,腎障害の進展と死亡の複合エンドポイントの発生率が減少した(Kidney Int

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