診療支援
薬剤

ダプロデュスタット (daprodustat)
ダーブロック
(gsk)
  1 mg ¥97.8 2 mg ¥172.2 4 mg ¥303.6 6 mg ¥413.5
ダーブロック1

適応 腎性貧血.赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で未治療の場合の開始目安:血液透析Hb 10 g/dL未満,保存期慢性腎臓病・腹膜透析Hb 11 g/dL未満
用法 用量調節が必要な場合・休薬後は添付文書参照.開始後Hb濃度が目標範囲で安定するまでは1回/2週程度Hb濃度を確認.投与中はHb濃度等を1回/4週程度確認し必要以上の造血作用が現れないよう十分注意.4週以内に2 g/dLを超える上昇を認めたら減量・休薬等適切な処置.減量を考慮.①保存期慢性腎臓病 ⑴ESAで未治療 開始1日1回2 mg(Hb 9 g/dL以上)・4 mg(Hb 9 g/dL未満) 最大1日1回24 mg ⑵ESAから切り替え 開始1日1回4 mg 最大1日1回24 mg ②透析患者 開始1日1回4 mg 最大1日1回24 mg
警告 重篤な血栓塞栓症が現れ,死亡に至る恐れ.開始前に,脳梗塞,心筋梗塞,肺塞栓等の合併症及び既往歴の有無等を含めた血栓塞栓症のリスクを評価し投与の可否を慎重に判断.投与中は状態を十分に観察し,徴候や症状の発現に注意.症状が現れた場合,速やかに医療機関を受診するよう患者に指導
重大 血栓塞栓症‍ RMP高血圧 製品写真:協和キリン株式会社
選び方・使い方 保存期でESA未治療の場合,Hb値が9 g/dL以上では1日1回2 mg,Hb値が9 g/dL未満では1日1回4 mgで投与を開始する.保存期でESAから切り替える場合や透析期では,1日1回4 mgで投与を開始する
Evidence 保存期CKD患者(Am J Nephrol 52 : 26-35, 2021),血液透析患者(Clin J Am Soc Nephrol 15 : 1155-1165, 2020)を対象に行われたESAを対照群とした国内第Ⅲ相試験では,第40-52週にかけての平均Hb値はそれぞれ12.0 g/

関連リンク

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン
icon up
あなたは医療従事者ですか?