診療支援
薬剤

モリデュスタットナトリウム (molidustat sodium)
妊婦禁
マスーレッド
(バイエル)
  5 mg ¥44 12.5 mg ¥92.9 25 mg ¥163.8 75 mg ¥403.6
マスーレッド25

適応 腎性貧血.赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で未治療の場合の開始目安:保存期慢性腎臓病・腹膜透析患者Hb 11 g/dL未満,血液透析患者Hb 10 g/dL未満
用法 用量調節が必要な場合・休薬後は添付文書参照.開始後Hb濃度が目標範囲で安定するまでは1回/2週Hb濃度を確認.投与中はHb濃度等を1回/4週確認し必要以上の造血作用が現れないよう十分注意.4週以内に2 g/dLを超える上昇を認めたら減量・休薬等適切な処置.1日1回食後 1回最大200 mg.Child-Pugh B・C:減量を考慮.①保存期慢性腎臓病 ⑴ESAで未治療の場合 開始1回25 mg ⑵ESAからの切り替え 開始1回25又は50 mg ②透析患者 開始1回75 mg
警告 重篤な血栓塞栓症が現れ,死亡に至る恐れ.開始前に,脳梗塞,心筋梗塞,肺塞栓等の合併症及び既往歴の有無等を含めた血栓塞栓症のリスクを評価し投与の可否を慎重に判断.投与中は状態を十分に観察し,徴候や症状の発現に注意.症状が現れた場合,速やかに医療機関を受診するよう患者に指導
禁忌 (投与中・中止後一定期間避妊) 重大 血栓塞栓症間質性肺疾患‍ RMP高血圧
選び方・使い方 保存期でESAから切り替える場合,rHuEPO 1500 IU/週以下,ダルベポエチンアルファ30 μg/4週以下,エポエチンベータペゴル25 μg/4週以下では本剤25 mg/回,それを超える場合は本剤50 mg/回で開始する.多価陽イオンを含有する経口薬剤と併用する場合は,本剤の作用減弱のおそれがあるため前後1時間以上間隔をあけて投与する
Evidence ESA未治療の保存期CKD患者(MIYABI ND-C試験;Am J Nephrol 52 : 871-883, 2021),ESA治療中の血液透析患者(MIYABI HD-M試験;Kidney I

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