診療支援
薬剤

HR メルファラン (melphalan:L-PAM)
授乳禁
アルケラン
(サンドファーマ)
  2 mg ¥136 静注(溶解液付)50 mg ¥6266
アルケラン2

適応 多発性骨髄腫 静注造血幹細胞移植時の前処置:多発性骨髄腫,白血病,悪性リンパ腫,小児固形腫瘍
用法 投与中は頻回に血液検査を行い特に白血球数・血小板数を指標に適宜増減又は休薬.休薬は骨髄機能の回復を待つ(通常2-6週間).いずれかを用いる ⑴1日1回2-4 mg,連日 ⑵1日1回6-10 mg,4-10日間 総量 40-60 mg 維持休薬し2 mg/日 ⑶1日1回6-12 mg,4-10日間 総量40-60 mg,休薬し同様の投与法を反復 静注専用溶解液で完全に溶解.希釈する場合は用時100 mL以上を使用.移植は投与終了から24時間以上あけて実施.1日1回60 mg/m2,3日間.多発性骨髄腫:1日1回100 mg/m2,2日間も可.白血病,小児固形腫瘍:1日1回70 mg/m2,3日間.状態,併用薬・全身放射線照射併用により適宜減量
警告 静注感染症を発現し死亡例の報告.重症感染症合併例には投与しない.観察を十分行い感染症予防の処置,必要に応じ無菌管理を行う.投与後は輸血及び血液造血因子の投与等適切な支持療法を行う.施設緊急対応.医師十分な知識・経験.IC.ヘルプ内凡例「(9)抗悪性腫瘍薬に共通する警告」及び添付文書参照
禁忌 白血球数2000/mm3以下,又は血小板数50000/mm3以下 静注重症感染症 重大 汎血球減少,白血球減少,血小板減少,貧血,ショック,アナフィラキシー,心停止,重篤な肝障害,黄疸,間質性肺炎,肺線維症,溶血性貧血‍ 静注感染症,出血,ショック,アナフィラキシー,心停止,悪心,嘔吐,下痢,口内炎,粘膜炎,直腸潰瘍,重篤な肝障害,黄疸,肝中心静脈閉塞(症),心筋症,不整脈,間質性肺炎,肺線維症,溶血性貧血‍ 注意 D 在宅静注‍  2-8℃遮光・気密容器 静注遮光
選び方・使い方 注射薬は溶解後分解するため90分以内に投

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