適応 ❶膵癌,胆道癌,尿路上皮癌,癌化学療法後に増悪した卵巣癌,再発又は難治性の悪性リンパ腫 ❷非小細胞肺癌 ❸手術不能又は再発乳癌
用法 注射用200 mgは5 mL以上,1 gは25 mL以上の生に溶解.いずれも週1回30分かけて点滴静注,1コースを繰り返す.適宜減量 ❶1コース:1回1000 mg/m2,3週連続,4週目休薬 ❷1コース:1回1000 mg/m2,3週連続,4週目休薬.CDDP併用の場合は以下も可 1コース:1回1250 mg/m2,2週連続,3週目休薬 ❸1コース:1回1250 mg/m2,2週連続,3週目休薬
警告 ①施設緊急対応.医師十分な知識・経験.IC.②週1回投与を30分間点滴静注により行う.③高度な骨髄抑制,胸部単純X線で明らかでかつ臨床症状のある間質性肺炎又は肺線維症には投与しない.④放射線増感作用を期待する胸部放射線療法との同時併用は避ける.⑤添付文書参照のうえ適応患者の選択に十分注意.投与に際し臨床症状を観察し頻回に血液学的検査,肝・腎機能検査,定期的な胸部X線検査等を行い,異常を認めたら適切な処置と共に継続の可否を検討.⑥ヘルプ内凡例「(9)抗悪性腫瘍薬に共通する警告」及び添付文書参照
禁忌 高度な骨髄抑制,胸部単純X線で明らかでかつ臨床症状のある間質性肺炎又は肺線維症,重症感染症の合併,本成分への重篤な過敏症歴,妊(投与中・終了後一定期間避妊) 併禁 胸部放射線照射 重大 白血球減少,好中球減少,血小板減少,貧血(Hb減少,赤血球減少),間質性肺炎,アナフィラキシー,心筋梗塞,うっ血性心不全,肺水腫,気管支痙攣,成人呼吸促迫症候群,腎不全,HUS,皮膚障害(紅斑,水疱,落屑),肝障害,黄疸,白質脳症(可逆性後白質脳症症候群を含む) 注意 禁運転(傾眠が認められなくなるまで) 妊D 在宅 保静注 2-8℃
選び方・使い方 非小細胞