診療支援
薬剤

HR パクリタキセルアルブミン懸濁型 (paclitaxel)
特生物 妊婦禁 授乳禁
アブラキサン
(大鵬)
 静注 100 mg ¥48198

適応 ❶乳癌 ❷胃癌 ❸非小細胞肺癌 ❹治癒切除不能な膵癌
用法 1バイアル当たり20 mLで懸濁.いずれも30分かけて点滴静注,以下のコースを繰り返す,適宜減量 ❶A又はE法 ❷A又はD法 ❸B法 ❹C法
A法 1コース:1日1回260 mg/m2,少なくとも20日間休薬
B法 1コース:1日1回100 mg/m2,少なくとも6日間休薬,週1回投与を3週間連続
C法 1コース:GEM併用,1日1回125 mg/m2,少なくとも6日間休薬,週1回投与を3週間連続し4週目は休薬
D法 1コース:1日1回100 mg/m2,少なくとも6日間休薬,週1回投与を3週間連続し4週目は休薬
E法 1コース:他の抗腫瘍薬併用,1日1回100 mg/m2,少なくとも6日間休薬,週1回投与を3週間連続し4週目は休薬
警告 施設緊急対応.医師十分な知識・経験,IC.①骨髄抑制等の恐れがあるので頻回に血液・肝機能・腎機能検査等を実施し観察する.②適応・用法・動態等が他のパクリタキセルと異なる.ヘルプ内凡例「(9)抗悪性腫瘍薬に共通する警告」及び添付文書参照
禁忌 重篤な骨髄抑制,感染症の合併,パクリタキセル及びAlb過敏症歴,(投与中・終了後一定期間避妊) 重大 好中球減少,白血球減少,リンパ球減少,貧血(Hb減少,Ht値減少,赤血球減少),血小板減少汎血球減少発熱性好中球減少症,敗血症,末梢神経障害,麻痺,片麻痺,不全麻痺,脳神経麻痺,ショック,アナフィラキシー間質性肺疾患急性呼吸窮迫症候群心筋梗塞うっ血性心不全,心伝導障害,脳卒中,肺塞栓肺水腫,血栓性静脈炎,難聴耳鳴,消化管壊死,消化管穿孔,消化管出血消化管潰瘍,出血性大腸炎,偽膜性大腸炎,虚血性大腸炎,腸管閉塞・麻痺,肝障害,黄疸,膵炎,急性腎障害TENSJSDIC‍ 注意 D 在宅‍ 代謝
選び

関連リンク

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン
icon up
あなたは医療従事者ですか?