診療支援
薬剤

HR ベバシズマブ (bevacizumab)
生物
アバスチン
(中外)
 静注 100 mg 4 mL ¥30428 400 mg 16 mL ¥114527
GE静注
ベバシズマブBS
(各社)

適応 BSCTNK・第一三共は❶❷❹❺,日医工は❶❷❺,ファイザーは❶❷.❶治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌 ❷扁平上皮癌を除く切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌 ❸進行又は再発の子宮頸癌 ❹卵巣癌 ❺手術不能又は再発乳癌 ❻悪性神経膠腫 ❼切除不能な肝細胞癌
用法 に添加し約100 mLとする(用時調製).いずれも点滴静注,初回90分間 2回目初回の忍容性が良好の場合60分間でも可 以降2回目の忍容性が良好の場合30分間でも可.❶他の抗腫瘍薬併用.1回5 mg/kg又は10 mg/kg,投与間隔2週間以上.又は1回7.5 mg/kg,投与間隔3週間以上 ❷❸他の抗腫瘍薬併用,1回15 mg/kg,投与間隔3週間以上 ❹他の抗腫瘍薬併用(CBDCA及びPTXを併用の場合は併用投与終了後も本剤単独投与を継続),1回10 mg/kg,2週間間隔.又は1回15 mg/kg,3週間間隔.投与間隔は適宜延長 ❺PTX併用,1回10 mg/kg,投与間隔2週間以上 ❻1回10 mg/kg,2週間間隔.又は,1回15 mg/kg,3週間間隔.投与間隔は適宜延長 ❼アテゾリズマブ併用,1回15 mg/kg,投与間隔3週間以上
警告 施設緊急対応.医師十分な知識・経験.IC.②消化管穿孔が発現し,死亡の報告.消化管穿孔と診断されたら中止し適切に処置,再投与不可.③創傷治癒遅延による合併症(創し開,術後出血等)の恐れ.手術後の投与は術創の状態により投与の可否を検討.大手術の術創が治癒していない場合,有益性が危険性を上回る場合を除き投与不可.合併症発現時は,創傷が治癒するまで中止し適切に処置.投与終了後は手術まで十分な期間をおく.④腫瘍関連出血のリスクが高まる可能性.脳腫瘍では脳出血の恐れ.重度の出血では中止し適切に処置,再投与不可.⑤肺出血(喀血)が発現,死亡の報告.発現したら中止し

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