診療支援
薬剤

HR ゲムツズマブオゾガマイシン (gemtuzumab ozogamicin)
生物 妊婦禁 授乳禁
マイロターグ
(ファイザー)
 静注 5 mg ¥202239

適応 再発又は難治性のCD33陽性の急性骨髄性白血病
用法 1時間前に抗ヒスタミン薬及び解熱鎮痛薬を投与.遮光下1バイアルに5 mLを加え静かに溶解,必要量を100 mLで希釈.1.2 μm以下の蛋白低結合性インラインフィルター使用.1回9 mg/m2(蛋白量),2時間かけて点滴静注,少なくとも14日間の投与間隔で2回
警告 施設白血病患者のモニタリングと治療に対応できる十分な設備.医師十分な経験.IC.②本薬に関連したと考えられる死亡例の報告.③他の抗腫瘍薬と併用禁止.④重篤な骨髄抑制による致命的な感染症・出血等の恐れ.血小板数の回復が比較的遅延する.⑤infusion reactionにより致命的な過敏症及び肺障害の発現.殆どは投与開始24時間以内.緊急時対応できる準備をした上で投与.投与中・終了後4時間はバイタルサインをモニター.その後も状態を観察し適切に処置.呼吸困難,臨床的に重大な低血圧,アナフィラキシー,肺水腫,急性呼吸窮迫症候群が現れたら中止し適切に処置,症状回復まで状態を観察.末梢血芽球数の多い患者は投与前に末梢血白血球数を30000/μL未満に抑えるよう白血球除去を考慮.⑥重篤な静脈閉塞性肝疾患を含む肝障害の報告.造血幹細胞移植の施行前後の投与・肝障害では発症するリスクが高く,肝不全・死亡例の報告.⑦ヘルプ内凡例「(9)抗悪性腫瘍薬に共通する警告」及び添付文書参照
禁忌 本成分への重篤な過敏症歴 重大 infusion reaction,重篤な過敏症(アナフィラキシーショック),汎血球減少,白血球減少,好中球減少(発熱性好中球減少症を含む),リンパ球減少,無顆粒球症血小板減少貧血,日和見感染症,敗血症(敗血症性ショックを含む),肺炎,口内炎(カンジダ性口内炎を含む),単純ヘルペス感染,出血,DIC,肝障害,腎障害,腫瘍崩壊症候群,呼吸困難,肺浸潤,

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