HR デュルバルマブ (durvalumab)

劇 生物

イミフィンジ

(アストラゼネカ)

 静注 120 mg ¥101807　500 mg ¥413539

適応 GL❶切除不能な局所進行の非小細胞肺癌における根治的化学放射線療法後の維持療法　❷切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌　❸進展型小細胞肺癌　❹切除不能な肝細胞癌　❺治癒切除不能な胆道癌

用法 生・5%ブの点滴バッグに添加（1-15 mg/mL），インラインフィルター（0.2・0.22 μm）を使用，60分間以上かけて点滴静注．❶1回10 mg/kg，2週間間隔．12か月間まで　❷トレメリムマブ及び白金系抗腫瘍薬を含む他の抗腫瘍薬併用，1回1500 mg（30 kg以下は20 mg/kg）　3週間間隔で4回，以降4週間間隔　❸白金系抗腫瘍薬及びETP併用，1回1500 mg（30 kg以下では20 mg/kg），3週間間隔で4回　以降4週間間隔　❹1回1500 mg（30 kg以下は20 mg/kg）　4週間間隔　❺GEM・CDDP併用，1回1500 mg（30 kg以下は20 mg/kg）　3週間間隔．以降4週間間隔

警告 施設緊急対応．医師十分な知識・経験．IC．間質性肺疾患（放射線性肺臓炎を含む）が現れ，死亡に至った症例が報告．初期症状の確認及び胸部X線検査等，十分観察する．異常を認めたら中止し，ステロイドの投与等の適切な処置を行う．ヘルプ内凡例「（9）抗悪性腫瘍薬に共通する警告」及び添付文書参照

重大 間質性肺疾患（放射線性肺臓炎を含む），大腸炎，重度の下痢，甲状腺機能低下症，甲状腺機能亢進症，副腎機能障害，下垂体機能低下症，1型糖尿病，肝障害，肝炎，硬化性胆管炎，尿細管間質性腎炎，糸球体腎炎，腎炎，筋炎，横紋筋融解症，心筋炎，重症筋無力症，免疫性血小板減少性紫斑病，脳炎，infusion reaction，SJS，類天疱瘡，末梢性ニューロパチー，多発ニューロパチー，ギラン・バレー症候群‍　RMP‍　注意 妊D（投与中・中止後一定期間避妊）　在宅‍　保遮光・2-8℃

初出:PocketDrugs2024 発行:2024年1月

収載:医学書院 医療情報サービス（2024年5月17日　掲-ID：pod_00000-00_a010b006c021z0003）