診療支援
薬剤

HR カルフィルゾミブ (carfilzomib)
妊婦禁
カイプロリス
(小野)
 静注 10 mg ¥24426 40 mg ¥87852

適応 再発又は難治性の多発性骨髄腫
用法 で2 mg/mLに溶解し必要量を5%で希釈.1日1回,①1・2・8・9・15・16日目投与後12日間休薬(28日間1サイクル),適宜減量 ②1・8・15日目投与後13日間休薬(28日間1サイクル),適宜減量.Ccr 15 mL/分未満:休薬(回復後の再開は20 mg/m2を超えない).⑴レナリドミド及びDEX併用:12サイクル目まで① 13サイクル以降は1・2・15・16日目投与後12日間休薬.1サイクル目の1・2日目のみ20 mg/m2 以降27 mg/m2,10分かけて点滴静注.⑵DEX併用:週2回投与の場合①を繰り返す.1サイクル目の1・2日目のみ20 mg/m2 以降56 mg/m2 週1回投与の場合②を繰り返す.1サイクル目の1日目のみ20 mg/m2 以降70 mg/m2,30分かけて点滴静注
警告 施設緊急対応.医師十分な知識・経験.IC.ヘルプ内凡例「(9)抗悪性腫瘍薬に共通する警告」及び添付文書参照
禁忌 (投与中・終了後一定期間避妊) 重大 心障害,間質性肺疾患,肺高血圧症,肝不全,肝障害急性腎障害腫瘍崩壊症候群血小板減少貧血好中球減少,リンパ球減少,白血球減少,発熱性好中球減少,infusion reaction,血栓性微小血管症,可逆性後白質脳症症候群,脳症,高血圧,高血圧クリーゼ,静脈血栓塞栓症出血,肺炎,敗血症,消化管穿孔 RMP‍ 注意 C 在宅‍ 遮光・2-8℃
低分子化合物の一般的注意:間質性肺炎を来す薬剤が多い.致死的であることも多く注意が必要.
選び方・使い方 第2世代プロテアソーム阻害薬であり,再発難治性多発性骨髄腫に使用される.切れ味はよいが,重篤な心血管系有害事象が生じうるため,BNPが高い症例・心機能低下例・心血管リスクが高い症例へは使用を避け,治療中はBNPモニタ

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