診療支援
薬剤

HR レボホリナートカルシウム (levofolinate calcium:ℓ-LV)
授乳禁
アイソボリン
(ファイザー)
  25 mg ¥763 100 mg ¥2541
GE
レボホリナート
(日医工)
  25 mg ¥482 50 mg ¥1461 100 mg ¥1636
GE 25・100 mg
レボホリナート
(各社)

適応 5-FUの抗腫瘍効果増強 ❶-LV・5-FU療法:胃癌(手術不能又は再発),結腸・直腸癌 ❷-LV・5-FU持続静注併用療法:結腸・直腸癌 ❸-LV・5-FU持続静注併用療法:小腸癌・治癒切除不能な膵癌 ❹治癒切除不能な進行・再発の胃癌(アイソボリンのみ)
用法 25 mgでは3-5 mL,50 mgでは5-10 mL,100 mgでは10-15 mLの5%・電解質維持液等を用いて溶解・採取した後,同一の溶解液で全量を200-500 mL(-LV約0.75 mg/mL)として2時間かけて点滴静注.下痢,重篤な口内炎,重篤な白血球・血小板減少が見られたら回復するまで延期.再開する場合は5-FUの減量や投与間隔延長等を考慮
❶1回250 mg/m2.開始1時間後に5-FU 1回600 mg/m2を3分以内で緩徐に静注.1クール:1週間毎に6回繰り返し2週間休薬 ❷⑴1回100 mg/m2.終了直後5-FU 400 mg/m2静注と共に5-FU 600 mg/m2を22時間持続静注.これを2日間連続して行い,2週間毎に繰り返す.⑵1回250 mg/m2.終了直後5-FU 2600 mg/m2を24時間持続静注.1クール:1週間毎に6回繰り返し2週間休薬 ⑶1回200 mg/m2.終了直後5-FU 400 mg/m2静注と共に5-FU 2400-3000 mg/m2を46時間持続静注.2週間毎に繰り返す ❸❹1回200 mg/m2.終了直後5-FU 400 mg/m2静注と共に5-FU 2400 mg/m2を46時間持続静注.2週間毎に繰り返す
警告 施設緊急対応.医師十分な知識・経験.IC.②本療法に関連したと思われる死亡例.添付文書も参照し十分注意して患者を選択.③重篤な骨髄抑制,激しい下痢等により致命的な経過をたどりうる.異常を認めたら適切に処置.検査

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