診療支援
薬剤

ヤケヒョウヒダニエキス・コナヒョウヒダニエキス
授乳禁
ダニアレルゲンエキス
(鳥居)
 皮下注 1000 JAU/mL 2 mL ¥4201 10000 JAU/mL 2 mL ¥4201 100000 JAU/mL 2 mL ¥4201

適応 ダニ抗原によるアレルギー疾患に対する減感作療法:アレルギー性鼻炎,気管支喘息
用法 実施に際しダニアレルゲン陽性患者に皮内反応テストを行い,皮内反応閾値を求め,その閾値及びその時々の症状に応じ,初回投与濃度・量,初回後の投与濃度・量,投与回数・間隔並びに維持量を定める.⑴閾値:診断用アレルゲン皮内エキス対照液で,1000・100・10・1・0.1・0.01 JAU/mLに用時希釈し,更に症状に応じ低濃度に順次希釈.最も低濃度の液から0.02 mLずつ皮内に注射し,その反応を皮内反応判定基準に従って判定する.陽性反応を呈した最低濃度(最大希釈度)をもってその患者のアレルゲンに対する閾値とする.⑵初回濃度:患者のアレルゲンに対する閾値の濃度,もしくは症状の程度によって更にこの濃度の1/10又は1/100の濃度を初回投与濃度とする.⑶投与法:初回0.02-0.05 mLを皮下注.初回後は1-2回/週,約50%ずつ増量し,0.5 mLに至れば10倍濃度の液0.05 mLにかえて同様に増量しながら投与を続け次第に高濃度の液に移り,維持量に達したら2週に1回の注射を数回行い,その後は1か月に1回とする.⑷増量・投与回数:各回の投与後の状態を問診し,その結果に応じて次回量を増減する.前回の注射で,喘息発作,全身性蕁麻疹・鼻症状・眼症状を主とした臨床症状の増悪を起こし,又は過大な局所反応を生じた時には増量を見合わせる.又,増量期間中の投与間隔は通常1-2回/週であるが,間隔が長引いた場合には増量せずに直前の投与濃度の1/10又は1/100の濃度の液を投与する.⑸維持量:患者において投与可能な最高用量をもって維持量とするが,その時々の症状に応じて減量する等適宜投与量を定める
警告 施設緊急対応.医師減感作療法の十分な知識・経験
禁忌 重症の気管支喘息 重大 ショック,アナフィラキシー‍ 

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