診療支援
薬剤

セフォチアム塩酸塩 (cefotiam hydrochloride:CTM)
小児禁
パンスポリン
(武田テバ薬品)
 静注 250 mg ¥291 500 mg ¥376 1 g ¥486 (バッグ5%100 mL付)G 1 g ¥1492 (バッグ100 mL付)S 1 g ¥1028 筋注 250 mg(溶解液付) ¥599
静注
セフォチアム塩酸塩
(NP)
 (バッグ)
セフォチアム
(日医工)
セフォチアム塩酸塩
(NP)
 GE静注
セフォチアム塩酸塩
(日医工)

適応 敗血症,深在性皮膚感染症,慢性膿皮症,外傷・熱傷・手術創等の二次感染,骨髄炎,関節炎,扁桃炎(扁桃周囲炎・周囲膿瘍含む),急性気管支炎,肺炎,肺膿瘍,膿胸,慢性呼吸器病変の二次感染,膀胱炎,腎盂腎炎,前立腺炎(急性・慢性症),腹膜炎,胆囊・胆管炎,バルトリン腺炎,子宮内感染,子宮付属器炎,子宮傍結合織炎,化膿性髄膜炎,中耳炎,副鼻腔炎
用法 高度腎障害:投与量・間隔の調節.筋注 0.5-2 g/日,2-4回に分割,筋注.1バイアルを添付溶液3 mLに溶解(筋注はやむを得ない場合にのみ必要最小限とし,同一部位への反復注射は行わない.神経走行部位を避ける) 静注 0.5-2 g/日,2-4回に分割(40-80 mg/kg/日,3-4回に分割),静注.敗血症:4 g/日まで増量可(敗血症・化膿性髄膜炎等重症・難治性感染症:160 mg/kg/日まで増量可).1回0.25-2 g,糖液・電解質液・アミノ酸製剤等の補液に加え,0.5-2時間(投与量を考慮,0.5-1時間)で点滴静注も可.静注はに溶解.点滴静注の場合使用不可.バッグS・Gは添付の・5%側を手で圧し隔壁を開通し溶解
禁忌 静注(バッグ)G:低張性脱水症,筋注メピバカイン・アニリド系薬過敏症歴,‍ 原則禁 セフェム系薬過敏症歴 重大 ショック,アナフィラキシー急性腎障害顆粒球・汎血球減少無顆粒球症溶血性貧血血小板減少偽膜性大腸炎間質性肺炎,PIE症候群,SJSTEN痙攣,肝炎,肝障害,黄疸 注意 在宅‍ T1/2約0.7-0.8時間(静注) 排泄
選び方・使い方 エステル型プロドラッグであり,生体内でセフォチアムとなり抗菌力を発揮.セファゾリンの有効菌種に加え,肺炎桿菌,インフルエンザ菌等グラム陰性菌に抗菌力が増したが,セファロスポリナーゼに弱い.中等度以上の呼吸器系,

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