診療支援
薬剤

セフォタキシムナトリウム (cefotaxime sodium:CTX)
小児禁
クラフォラン
(サノフィ)
  500 mg ¥387 1 g ¥587
セフォタックス
(日医工)
  500 mg ¥420 1 g ¥603

適応 敗血症,感染性心内膜炎,外傷・熱傷・手術創等の二次感染,急性気管支炎,肺炎,肺膿瘍,膿胸,慢性呼吸器病変の二次感染,膀胱炎,腎盂腎炎,腹膜炎,胆囊・胆管炎,バルトリン腺炎,子宮内感染,子宮付属器炎,子宮傍結合織炎,化膿性髄膜炎
用法 1-2 g/日,2回に分割,重症・難治性4 g/日まで増量,2-4回に分割,緩徐に静注又は点滴静注・筋注.50-100 mg/kg/日,重症・難治性150 mg/kg/日まで増量,3-4回に分割,緩徐に静注又は点滴静注.化膿性髄膜炎:300 mg/kg/日まで増量可.高度腎障害:減量又は間隔をあける.静注ではに溶解.筋注では0.5%リドカイン液に溶解(同一部位への反復注射は避ける).点滴静注は使用不可,100-300 mLの補液に溶解し1時間かけて点滴静注又は500 mLの補液に溶解し2時間かけて点滴静注可
禁忌 筋注:アニリド系薬過敏症歴・乳幼児・小児 重大 ショック,アナフィラキシー急性腎障害偽膜性大腸炎汎血球減少症溶血性貧血無顆粒球症血小板減少症肝障害,黄疸,間質性肺炎,PIE症候群,TENSJS急性汎発性発疹性膿疱症‍ 注意 B1 在宅‍ T1/252-56分(1-2 g静注) 排泄 腎 遮光
選び方・使い方 グラム陰性桿菌,ペニシリン耐性肺炎球菌に対しても強い抗菌力を示す.但し緑膿菌には抗菌力が弱い.外膜通過性は良好でβ-ラクタマーゼに抵抗性を有し,β-ラクタマーゼ産生菌に強い抗菌力を示し殺菌的に作用.組織移行性がよく,MICを上回る体液・組織内濃度が得られる.髄液移行性が良好で髄膜炎に有効.抗菌スペクトラムはセフトリアキソンに似ているが1日複数回の投与が必要.セフトリアキソンの胆道排泄に対し,セフォタキシムは腎排泄
Evidence 慢性気管支炎の急性増悪を対象に,セフォジジムとの比較

関連リンク

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン
icon up
あなたは医療従事者ですか?