適応 散❶感染性腸炎(偽膜性大腸炎含む) ❷骨髄移植時の消化管内殺菌 静注 MRSA:敗血症,感染性心内膜炎,外傷・熱傷・手術創等の二次感染,骨髄炎,関節炎,肺炎,肺膿瘍,膿胸,腹膜炎,化膿性髄膜炎.MRCNS:敗血症,感染性心内膜炎,外傷・熱傷・手術創等の二次感染,骨髄炎,関節炎,腹膜炎,化膿性髄膜炎.PRSP:敗血症,肺炎,化膿性髄膜炎.MRSA・MRCNS感染が疑われる発熱性好中球減少症
用法 散用時溶解❶1回0.125-0.5 g,4回/日.7-10日以内に症状改善の兆候が全くみられない場合は中止 ❷1回0.5 g,4-6回/日,非吸収性の抗菌薬・抗真菌薬と併用 静注テイコプラニン,ペプチド系抗菌薬,アミノグリコシド系薬の過敏症歴又はこれらによる難聴,その他の難聴がある患者はやむを得ない場合を除き投与しない.0.5 gは10 mL,1 gは20 mLの蒸(「トーワ」「NIG」「明治」は蒸・生・5%ブ)で溶解,0.5 gに対し100 mL以上の生・5%ブ等の輸液に希釈.いずれも60分以上かけて点滴静注.2 g/日,1回0.5 g,6時間毎,又は1回1 g,12時間毎.高1回0.5 g,12時間毎,又は1回1 g,24時間毎.児小児・乳児:40 mg/kg/日,2-4回に分割.新生児:1回10-15 mg/kg,生後1週まで12時間毎,生後1か月まで8時間毎
警告 耐性菌の発現を防ぐため添付文書参照,適正使用に努めること
禁忌 散本成分によるショック既往歴 重大 散ショック 静注ショック,アナフィラキシー,急性腎障害,間質性腎炎,汎血球減少,無顆粒球症,血小板減少,SJS,TEN,紅皮症,DIHS,第8脳神経障害,偽膜性大腸炎,肝障害,黄疸 注意 妊B2 在宅 T1/24.29時間(0.5 g 1時間かけて点滴静注) TDMトラフ10 μg/mL以上 排泄 腎(静注)