イトラコナゾール | 医学書院

適応カ錠❶内臓真菌症（深在性）：真菌血症，呼吸器真菌症，消化器真菌症，尿路真菌症，真菌髄膜炎　❷深在性皮膚真菌症：スポロトリコーシス，クロモミコーシス　❸表在性皮膚真菌症（爪白癬以外）：白癬（体部白癬，股部白癬，手白癬，足白癬，頭部白癬，ケルスス禿瘡，白癬性毛瘡），カンジダ症（口腔カンジダ症，皮膚カンジダ症，爪カンジダ症，カンジダ性爪囲爪炎，カンジダ性毛瘡，慢性皮膚粘膜カンジダ症），癜風，マラセチア毛包炎　❹爪白癬　液❺真菌血症，呼吸器真菌症，消化器真菌症，尿路真菌症，真菌髄膜炎，ブラストミセス症，ヒストプラスマ症　❻口腔咽頭カンジダ症，食道カンジダ症　❼好中球減少が予測される血液悪性腫瘍又は造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防

用法高副作用が現れた場合は減量・休薬等慎重投与．カ錠❶1日1回100-200 mg，食直後．注射からの切り替え：1回200 mg，2回/日（1日400 mg），食直後　❷1日1回100-200 mg，食直後　1日最大200 mg　❸1日1回50-100 mg，食直後．爪カンジダ症・カンジダ性爪囲爪炎：1日1回100 mg，食直後（6か月程度で改善が認められない場合は中止）　1日最大200 mg　❹（パルス療法）1サイクル：1回200 mg，2回/日，食直後，1週間，その後3週間休薬．3サイクル繰り返す，適宜減量　液❺ブラストミセス症及びヒストプラスマ症の初期治療・重症では本剤での治療開始不可．1日1回20 mL，空腹時　1回最大20 mL　1日最大40 mL　❻1日1回20 mL，空腹時　❼❺と同じ

禁忌重篤な肝疾患及び既往，妊（投与中・終了後一定期間避妊）　併禁キニジン，ベプリジル，トリアゾラム，シンバスタチン，アゼルニジピン，アゼルニジピン・オルメサルタンメドキソミル，ニソルジピン，エルゴタミン，メチルエルゴメトリン，バルデナ