適応 細上部消化管出血 末液通常の結紮で止血困難な小血管・毛細血管・実質臓器からの出血(外傷・手術中・抜歯後の出血,骨性出血,膀胱出血,鼻出血,上部消化管出血等)
用法 細適当な緩衝剤に溶かし(200-400単位/mL)経口投与 末生に溶かして(50-1000単位/mL)出血局所に噴霧・灌注又は粉末のまま散布.上部消化管出血:適当な緩衝剤に溶かし(200-400単位/mL)経口投与 液出血局所にそのまま散布又はモチダは原液そのまま,Fは生に溶かして(50-1000単位/mL)出血局所に噴霧・灌注.上部消化管出血:適当な緩衝剤に溶かし(200-400単位/mL)経口投与
警告 血管内注射不可
禁忌 牛血液成分を原料とする製剤過敏症歴 併禁 凝血促進薬(ヘモコアグラーゼ),抗プラスミン薬(トラネキサム酸),アプロチニン製剤 重大 ショック,凝固異常,異常出血 注意 妊B2 保末液 10℃以下(ソフトボトルは凍結回避)
選び方・使い方 びまん性消化管出血,内視鏡処置後の出血等に散布,噴霧,経口等で用いる.ゼラチン貼付剤の止血作用を強めるために,本剤の溶解液に浸漬させ使用.大腿動脈等の医原性,外傷性仮性動脈瘤の治療目的に,本剤の溶解液をカラードプラ下に瘤内に注入(保険適用外).頸動脈,橈骨動脈,鎖骨下動脈の医原性仮性動脈瘤へのトロンビン注入の有効性の報告あり(保険適用については未確認)
Evidence 医原性大腿仮性動脈瘤に対する超音波ガイド下の本剤溶解液の瘤内注入は,コクランレビューで有効とされ(Cochrane Database Syst Rev 11 : 2013. CD004981),ACCF/AHAガイドラインでも推奨(Class Ⅰ, Level B. Circulation 127 : 1425-1443, 2013).大腿動脈以外の医原性仮性動脈瘤にも有効(J V