診療支援
薬剤

ポリドカノール (polidocanol)
妊婦禁
エトキシスクレロール
(カイゲン)
  1% 30 mL ¥16805
ポリドカスクレロール
(カイゲン)
  0.5% 2 mL ¥673 1% 2 mL ¥719 3% 2 mL ¥843

適応 エトキシスクレロール❶,ポリドカスクレロール0.5%❷⑴,ポリドカスクレロール1・3%❷⑵.❶食道静脈瘤出血の止血及び食道静脈瘤の硬化退縮.❷⑴一次性下肢静脈瘤(伏在静脈瘤の本幹を除く)の硬化退縮.対象:直径1 mm未満 ⑵一次性下肢静脈瘤の硬化退縮.液状硬化での対象:1%直径1 mm以上3 mm未満,3%直径3 mm以上8 mm以下.フォーム硬化での対象:1%小型,3%中型-大型
用法 ❶経内視鏡的食道静脈瘤硬化療法に使用.1穿刺当たり1-3 mL,食道静脈瘤周囲に注入,総量1内視鏡治療当たり30 mL以内 ❷静脈瘤内に1-2箇所以上投与.1回最大2 mg/kg(フォーム硬化剤として10 mL以下),1回の処置で終了しない場合,次回投与は原則1週間後.⑴1穿刺当たり0.1-0.5 mLを基準 ⑵液状硬化:1穿刺当たり0.5-1 mLを基準.フォーム硬化1%:最大1穿刺当たり2-6 mL.フォーム硬化3%:最大1穿刺当たり4-6 mL
警告 エトキシスクレロール:ショック等の重篤な副作用の可能性.ポリドカスクレロール:動脈内使用不可,肺塞栓症・深部静脈血栓症等の重篤な副作用発現の恐れ,下肢静脈瘤硬化療法に十分な知識・経験のある医師のみ実施
禁忌 ショック・前ショック,多臓器障害・DIC,気管支喘息,胃・十二指腸潰瘍出血・胃びらん出血,内視鏡検査が危険な場合,重篤な心疾患,動脈硬化・糖尿病性細小血管症,深部静脈血栓症,血栓症既往歴,動脈性血行障害,歩行困難,投与部位・周辺に炎症・潰瘍,卵円孔開存症を介した奇異性塞栓症による脳卒中・一過性脳虚血発作等の患者及びその既往(フォーム硬化療法の場合)初期(3か月以内)‍ 併禁 抗凝固薬,抗血小板薬,経口避妊薬‍ 重大 アナフィラキシー,ショックDIC血栓塞栓症,心停止,循環虚脱肺水腫

関連リンク

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン
icon up
あなたは医療従事者ですか?