診療支援
薬剤

プロポフォール (propofol)
小児禁
ディプリバン
(サンドファーマ)
 静注 200 mg 20 mL ¥736 500 mg 50 mL ¥962 1 g 100 mL ¥893 (キット)200 mg 20 mL ¥954 500 mg 50 mL ¥1280
1 g 100 mL
プロポフォール
(各社)
 GE 200 mg 20 mL・500 mg 50 mL
プロポフォール
(各社)
 1 g 50 mL
プロポフォール
(マルイシ)

適応 ❶全身麻酔の導入・維持 ❷集中治療における人工呼吸中の鎮静(ディプリフューザーTCIは使用不可)
用法 速度を1/2〔0.025 mL/kg/10秒(1 g 50 mLでは0.0125)〕に減速する等慎重投与.❶⑴ディプリフューザーTCIを用いない場合 導入0.5 mg/kg/10秒,全身状態を観察し就眠が得られるまで静脈内投与.ASAⅢ・Ⅳはより緩徐に投与.2-2.5 mg/kgで就眠が得られる.高齢者はより少量で就眠が得られる場合がある.就眠後,適宜追加,維持酸素又は酸素・亜酸化窒素混合ガスと併用,静脈内投与.全身状態を観察し調節.4-10 mg/kg/時で適切な麻酔深度が得られる.鎮痛薬を併用.局麻併用時はより低用量で麻酔深度が得られる.⑵ディプリフューザーTCIを用いる場合(キットのみ) 導入目標3 μg/mLで静脈内投与開始,開始3分後に就眠が得られない場合,1分毎に1-2 μg/mLずつ目標濃度を上げる.目標3-6 μg/mL,開始後1-3分で就眠が得られる.高齢者,ASAⅢ・Ⅳはより低い目標濃度で開始 維持酸素又は酸素・亜酸化窒素混合ガスと併用,静脈内投与.全身状態を観察し調節.目標2-5 μg/mLで適切な麻酔深度が得られる.鎮痛薬を併用 ❷0.3 mg/kg/時,持続注入で静脈内投与開始,全身状態を観察しながら調節.0.3-3 mg/kg/時で鎮静深度が得られる.必要に応じ鎮痛薬併用
禁忌 ❷の場合 重大 低血圧,アナフィラキシー,気管支痙攣,舌根沈下,一過性無呼吸,てんかん様体動,重篤な徐脈,不全収縮,心室頻拍,心室性期外収縮,左脚ブロック,肺水腫,覚醒遅延,横紋筋融解症,悪性高熱類似症状 注意 運転 C 尿白濁・緑色 25℃以下(禁凍結)
選び方・使い方 麻酔の導入にも維持にも使用できる鎮静作用をもつ静脈麻酔薬.麻酔導入時にボーラスで使

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