診療支援
薬剤

レミフェンタニル塩酸塩 (remifentanil hydrochloride)
授乳禁
アルチバ
(ヤンセン)
 静注 2 mg ¥1825 5 mg ¥4079
GE静注
レミフェンタニル
(第一三共)

適応 ❶全身麻酔の導入・維持の鎮痛 ❷全身麻酔の維持における鎮痛 ❸集中治療における人工呼吸中の鎮痛(第一三共のみ)
用法 ・5%で1 mg/mLに溶解後,・5%で20-250 μg/mLに希釈.意識消失を得る場合は他の全身麻酔薬を併用(必ず併用).開始用量を減量する等慎重投与.❶導入0.5 μg/kg/分,持続静脈内投与.気管挿管時に強い刺激が予想される場合:1 μg/kg/分.開始前に1 μg/kg,30-60秒かけて単回静脈内投与可.開始10分以上経過後の気管挿管では単回静脈内投与は不要.維持0.25 μg/kg/分,持続静脈内投与.状態を見ながら2-5分間隔で25-100%の加速又は25-50%の減速可.最大速度:2 μg/kg/分.浅麻酔時0.5-1 μg/kg,2-5分間隔,追加単回静脈内投与可 ❷1歳以上 維持0.25 μg/kg/分,持続静脈内投与.状態を見ながら2-5分間隔で25-100%の加速又は25-50%の減速可.最大速度:1.3 μg/kg/分.浅麻酔時:1 μg/kg,2-5分間隔,追加単回静脈内投与可 ❸開始0.025 μg/kg/分,持続静注.全身状態を観察しながら適切な鎮痛が得られるよう速度を適宜調節.調節は5分以上の間隔で0.1 μg/kg/分までは最大0.025 μg/kg/分ずつ加速又は減速させ,0.1 μg/kg/分を超える場合は25-50%の範囲で加速又は最大25%の範囲で減速.速度上限:0.5 μg/kg/分.終了10分以上の間隔で最大25%ずつ減速させ,0.025 μg/kg/分を目安として終了
警告 硬膜外・くも膜下への投与は不可
禁忌 フェンタニル系化合物過敏症歴 併禁 ナルメフェン(投与中・中止後7日以内) 重大 筋硬直,換気困難,呼吸停止,呼吸抑制,低血圧,血圧低下,徐脈,不全収縮,心停止,ショック,

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